茅部神社のご利益や神様は?日本一の大鳥居や桜並木など見どころ満載

美作(真庭・津山)エリア

岡山県真庭市の蒜山(ひるぜん)地域に位置する茅部神社。「高天原(たかまがはら)」とも呼ばれるこの蒜山地域において、茅部神社は神話の息吹を肌で感じられる特別な場所です。

茅部神社のご利益は多岐にわたり、五穀豊穣や家内安全など、暮らしに結びついたものが多いのが特徴です。厳かな雰囲気の中で、心身の浄化や運気向上を願う参拝者も度々訪れます。

さらに、日本一の高さを誇る大鳥居や、見事な桜並木が参拝の道中を彩り、四季に触れて訪れる人々を魅了しています。

この記事ではそんな茅部神社のご利益や神様、歴史やパワースポットなどについてご紹介していきます。アクセス方法についても書いていますので、参考にしてみてくださいね。

ハレテル
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茅部神社は山奥にひっそりと鎮座する自然豊かな神社です。アクセス方法がどうしても限定的になるため、しっかり下調べしてから行きましょう!

茅部神社とは?ご利益や歴史は?

茅部神社は豊かな自然と神話に彩られた、どこか神秘的な神社です。岡山県真庭市に位置する、蒜山(ひるぜん)と呼ばれる地域に密やかに建っています。

蒜山地域は神話の舞台としても広く知られ、その中心にある茅部神社は神話と歴史が息づく由緒正しい神社です。茅部神社では日本神話に登場する神々が祀られており、神秘的な伝説とともに訪れる人々の信仰を集めています。

また、日本一の大きさを誇る巨大な石鳥居が圧巻である他、春になると表参道の桜並木が見事な桜のトンネルで訪れる人々を迎えてくれます。秋には境内のイチョウが美しい黄色の絨毯を敷き詰め、その光景にも心が癒やされます。

ご利益と背景

茅部神社は古代から人々に守り継がれてきた神聖な神社で、多くのご利益に恵まれることで知られています。

主に五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、そして開運招福といったご利益が有名で、地域の人々だけでなく、遠方から訪れる参拝者にも愛されています。

御祭神である天照大神(あまてらすおおみかみ)は太陽の神であり、生命を育む力を司っていることから、農業の守護神としての側面を持っています。

また太陽は地上のすべての生命に光と温もりをもたらすことから、家庭の中に光(平和)と温もり(調和)がもたらされるようにと祈願されるようになりました。

そのため、五穀豊穣や家族の幸福を願う人々にとって、理想的なご利益を授けてくれることでしょう。

歴史と起源

茅部神社の歴史は、古代日本の神話と深く結びついています。

延宝5年(1672年)に創建されたこの神社は、当初「十二社権現」や「岩倉宮」と呼ばれていました。古代出雲族が磐座(いわくら)での祭祀を行っていた跡地とされ、その神聖さが現在も息づいています。

その後、文久元年(1861年)に「天磐座大神宮」と改称され、明治42年(1909年)に現在の「茅部神社」となりました。

また、文久3年(1863年)に完成した高さ13.18メートルの巨大な明神型石鳥居は、訪れる人々を圧倒する迫力を持つだけでなく、日本一の大きさを誇る市の文化財としても知られています。

茅部神社の神様(御祭神)とその伝説

茅部神社の主な御祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と御年神(みとしのかみ)です。この二柱の神様が人々に豊穣と平和をもたらすとされています。

天照大神は日本神話の中でも特に重要な存在で、太陽の神として世界を照らし、生命を育む力を象徴しています。また、御年神は農業や収穫を司る神様で、五穀豊穣を願う人々の信仰を集めています。

これらの神様を中心に、さらに21柱の神々も祀られており、茅部神社は多くの参拝者の願いを受け止めてきました。

特に蒜山地域は「高天原(たかまがはら)」とも呼ばれ、神話の地名や伝説が色濃く残る場所です。

茅部神社の背後にそびえる岩倉山には「天の岩戸」と名付けられた巨岩があり、神話の舞台そのものを感じさせる神秘的な雰囲気を放っています。

茅部神社のパワースポットは?

壮大な自然と歴史に彩られた茅部神社では、神秘的な場所が数多く存在し、訪れる人々を引きつけるパワースポットとして知られています。

まず注目すべきは、茅部神社の参道にそびえる高さ13.18メートルの大鳥居です。この鳥居は磐座山から切り出された花崗岩で作られており、その大きさと荘厳さが参拝者を圧倒します。大鳥居をくぐる際、神聖な力に包まれる感覚を味わえるとも言われています。

さらに注目すべきパワースポットは、神社の背後にそびえる岩倉山(磐座山)と、その山中に位置する「天の岩戸」と呼ばれる巨岩です。こちらは神々が降臨した神聖な場所であるとされています。

古代の神話に登場する「岩戸隠れ」を彷彿とさせる神秘的な雰囲気を持ち、訪れるだけで心が浄化されるような感覚を与えてくれるパワースポットだと言われています。

ハレテル
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茅部神社を訪れることで日常の喧騒から離れ、神秘的な自然と神話の息吹を肌で感じてみて下さい♪

茅部神社を参拝するときのポイント

茅部神社を訪れる際には、その壮大な景観と神秘的な雰囲気を存分に味わうポイントを押さえると、より深い感動を得られます。

大鳥居をくぐった先にある参道は、自然に囲まれた細い並木道が続いています。おすすめの季節はなんといっても春で、約1キロ続く桜並木が見事な景色を演出します。桜吹雪が舞い散る中をゆったり歩けば、本殿までの道のりもあっという間に感じられますよ。

茅部神社の拝殿では、扉を開けて参拝することができます。ここでは神様をより身近に感じられる、貴重なひとときをお過ごしください。静かで落ち着いた雰囲気の中で自分自身と向き合い、心を整えるのに最適な場所です。

参拝後は、時間と体力に余裕があれば、ぜひとも岩倉山(磐座山)にある「天の岩戸」も訪れてみてください。古代の神話に登場する聖地を思わせるこの巨岩は、ひと目見ておきたいものです。

ただ、「天の岩戸」までの道中は急な傾斜や階段もある山道で、30分ほど歩かなければならないので、無理のない範囲で行ってみてくださいね。

ハレテル
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歩きやすい服装で行くことをオススメします。

茅部神社の場所とアクセス

茅部神社は蒜山地域の山奥に鎮座する、普段はひっそりとした静かな神社ですが、知る人ぞ知る聖域と呼ばれる場所です。

具体的な場所とアクセス方法はこの通りです。

〒717-0604 岡山県真庭市蒜山西茅部1501

公共交通機関を利用する場合

茅部神社へ公共交通機関で訪れるには、少しばかり気合と体力が必要です。

最寄り駅は「JR中国勝山駅」となっていますが、ここから茅部神社までの距離はすでに40キロ以上離れています。

バスを利用して行く場合、考えられるルートの一例としては、「蒜山高原[休暇村前]」行きのバスに乗車し、「上福田」で降車。バスでの所要時間は1時間15分ほどで、あとは徒歩で約3.3キロの距離をひたすら歩く感じとなっています。

このように公共交通機関を使ってのアクセスは時間と体力を要するため、スケジュールも立てにくいことからあまりオススメはできません。可能であれば車を利用した方が良いと思います。

車やタクシーを利用する場合

茅部神社へは車を利用すれば、快適にアクセスすることができます。

特に自家用車をお持ちの場合は、米子自動車道の「蒜山IC」から約5分という便利な立地が魅力です。「蒜山IC」を降りた後は、国道482号線を進み、標識に従って茅部神社へ向かいます。

「JR中国勝山駅」からタクシーを利用する場合は、ロータリーにタクシーが常駐しているのでスムーズに乗車できると思います。所要時間は約1時間20分ほど。ただし料金は概算で14,800円と、かなり高額にはなってしまいます。

必要に応じてレンタカーを検討するなど、安全で快適なスケジュールを組んでみて下さい。

ハレテル
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神社の境内には普通車10台分の駐車場が完備されていますが、道幅がやや狭いのでその点は充分ご注意下さい。

まとめ

茅部神社は、蒜山地域の豊かな自然と神話の息吹が感じられる特別な場所です。

主祭神として天照大神や御年神などの神様が祀られ、そのご利益は五穀豊穣や家内安全など、多くの参拝者から厚い信仰を集めています。

また、日本一の石鳥居や美しい桜並木といった見どころが多く、訪れる人々を魅了しているのもポイントです。

神話に彩られた歴史や伝説、神秘的なパワースポットを通じて、訪れる人々に深い癒しと力を与えてくれる茅部神社。ぜひ一度足を運び、その魅力を肌で感じてみてくださいね。

訪れるたびに新たな発見と感動が待っていますよ。

ハレテル
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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