和気神社のご利益やパワースポットは?珍しい狛亥に会いに行こう!

備前(岡山・瀬戸内・和気・玉野)エリア

岡山県和気町に鎮座する和気神社は、多岐にわたるご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れる人気の神社です。

清麻呂命(和気清麻呂)を祀るこの神社には、歴史にまつわる伝説や見どころが多く、特に珍しい「狛亥(こまいのしし)」は、パワースポットとして注目されています

また、和気神社には古くから伝わる神様のご神徳が宿り、境内全体がエネルギーに満ちた空間になっています。

参道を歩くだけでも清らかな空気を感じ、心身ともにリフレッシュできるはずです。

この記事では、和気神社のご利益やパワースポットについて詳しく紹介していこうと思います。

神様にまつわる伝説や、参拝時のポイント、アクセス方法まで幅広く解説しているので、初めて訪れる方も安心して参拝できますよ。

ハレテル
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ぜひ皆様も珍しい狛亥に会いに行ってみてください♪

和気神社とは?ご利益や歴史は?

和気神社は、岡山県和気郡和気町にある由緒ある神社で、古くから地域の人々に長く親しまれています。

奈良時代に創建された歴史を持ち、強いご利益があるとされる神社です。

特に学問成就や、安産・子育てのご利益が強いと言われています。

この神社の最大の特徴は、通常の神社に見られる狛犬の代わりに、狛亥(こまいのしし)が鎮座していることです。

この珍しい狛亥は、和気神社の主祭神である清麻呂命の伝説にちなんでおり、足腰の健康を守るご利益もあるとされています。

和気神社の歴史や伝説に触れながら、神聖な空気に包まれた境内を歩くことで、心が清められ、前向きな気持ちになれることでしょう。

ご利益と背景

和気神社は、開運・厄除け、学問成就、安産・子育て、足腰の健康に関するご利益があるとされ、多くの人々の信仰を集めています。

その背景としてあるのは、和気神社に祀られている清麻呂命(きよまろのみこと)と広虫姫命(ひろむしひめのみこと)、その二柱の神様の功績や伝説に基づいているといえます。

清麻呂命は、国家の危機を救ったことで知られ、厄除けや災難除けのご利益を授ける神様として信仰されています。

また、清麻呂命は日本で最も古い私学である「弘文院」を創立した人物でもあり、学問の神様としても知られています。

一方、清麻呂命の姉である広虫姫命は、日本で最初の孤児院を開いた女性だと言われており、多くの孤児たちを養育したことから「こもりさま」と敬われています。

そのため、和気神社には安産祈願や子育てのご利益を求めて参拝する人も多く、家族の健やかな成長を願う場として親しまれています。

歴史と起源

和気神社は、奈良時代に創建された由緒ある神社で、長い歴史の中で多くの人々に信仰されてきました。

岡山県和気郡和気町に鎮座する和気神社は、もともと和気氏の氏神として祀られたことに始まります。

古代からこの地を治めていた和気氏は、先祖の霊を祀るために神社を創建しました。

歴史の中で、和気神社は幾度かの変遷を経ています。

天正19年(1591年)には社殿が水害に見舞われ、現在の場所へ遷座されました。

その後、明治時代には大規模な社殿の改築が行われ、大正時代には和気清麻呂公と和気広虫姫を正式に祭神として祀る形が整えられました。

こうした歴史の積み重ねが、現在の和気神社の姿へとつながっています。

和気神社の神様(御祭神)とその伝説

和気神社の主な御祭神は、清麻呂命(きよまろのみこと)、広虫姫命(ひろむしひめのみこと)、鐸石別命(ぬでしわけのみこと)、弟彦王(おとひこおう)です。

特に清麻呂命は奈良時代の名高い忠臣として知られており、数々の伝説が残されています。

その中でも有名なのが「猪(イノシシ)の伝説」です。

清麻呂命が都から遠く離れた地へ流罪となった際、突如として300頭もの猪が現れ、清麻呂命を守りながら道を切り開いたと伝えられています。

また、清麻呂命が足の病に苦しんでいたとき、一匹の猪が現れて霊泉へと導き、その水で足を癒したという逸話もあります。

このような伝説にちなんで、和気神社の境内には「狛亥(こまいのしし)」が鎮座しており、訪れる人々を見守っています。

和気神社のパワースポットは?

和気神社には、訪れるだけでエネルギーを感じられるパワースポットが多く存在しています。

中でも有名なパワースポットは、「狛亥と撫で猪(なでじし)」「本殿」「清麻呂公御真筆碑」とされています。

狛亥は随身門前と拝殿前にそれぞれ鎮座しています。また、それとは別に撫で猪(なでじし)という像があり、優しく撫でてあげるとご利益を授かれるとされています。

本殿は和気町指定文化財にもなっており、精巧な彫刻が施され、厳かな雰囲気が漂う建物です。こちらも強いパワーを感じられるスポットになっています。

清麻呂公御真筆碑は、清麻呂公の信念が刻まれた石碑です。「我独慙天地(我独り天地に慙ず)」という言葉が刻まれており、自分自身の決意や志を引き締める場所として人気があります。

歴史と伝説に彩られたこの神社のパワースポットを巡りながら、神様のご加護を感じてみてはいかがでしょうか。

和気神社を参拝するときのポイント

和気神社を参拝する際は、いくつかのポイントを意識することで、しっかりと魅力を味わうことができます

まず、一の鳥居をくぐる際には、一礼をして神様への敬意を示しましょう。

その後、「霞橋」を渡ります。この橋は、俗界と聖なる世界の境界とされており、渡ることで心身が清められ、和気神社の神様とのご縁がより深まるといわれています。

境内に入ると、和気清麻呂公の銅像が迎えてくれます。

手水舎で手と口を清めたら、拝殿と本殿へ足を進めましょう。拝殿前には、足腰の健康にご利益があるとされる狛亥が鎮座しています。

参拝の後は、境内をゆっくり散策するのもおすすめです。自然に囲まれた神聖な空間を歩くことで、心身が浄化され、リフレッシュできるでしょう。

また、和気神社では季節ごとに美しい御朱印が授与されています。参拝の記念として御朱印をいただくのも、神様とのご縁を深める良い方法です。

ハレテル
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授与所は9:00〜16:30の間に開いているので、参拝の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

和気神社の場所とアクセス

和気神社は、岡山県和気郡和気町の比較的アクセスしやすい場所に位置しています。

また、隣接する藤公園ではシーズンになると見事な藤の花が咲き誇るという観光要素もあります。

具体的な場所とアクセス方法はこの通りです。

〒709-0412 岡山県和気郡和気町藤野1385

公共交通機関を利用する場合

和気神社へ公共交通機関で訪れる際は、JR山陽本線の「和気駅」を利用するのが便利です。

和気駅からは、砂子組前行きのバスに乗車し、約20分で「藤公園」バス停に到着します。

バス停から神社までは徒歩約2分と、アクセスしやすい立地です。

ただし、バスの運行本数が限られている場合がありますので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

車やタクシーを利用する場合

和気神社へ車を利用して訪れる場合は、最寄りのインターチェンジは山陽自動車道の「和気IC」です。

インターチェンジを降りてから国道374号と県道96号を経由するルートで行けば、距離にして約7.7キロメートル。約10~15分で到着することができます。

神社には広々とした駐車場が完備されており、普通車約600台、大型車も10台駐車可能です。

ただし、観光シーズンやイベント開催時には多くの参拝者が訪れるため、早めの到着をおすすめします。

タクシーを利用して訪れる場合、JR和気駅であれば約7~10分で和気神社に到着します。料金は概算で1900円ほどとなっています。

ハレテル
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バスの本数が少ないことを考えると、時間を有効に使いたい方にはタクシーの利用が便利です!

まとめ

和気神社は、歴史と伝説に彩られた魅力あふれる神社です。

清麻呂命や広虫姫命を祀るこの神社には、学問成就や安産・子育て、足腰の健康、開運などのご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。

境内には、珍しい狛亥や霊体験あらたかな本殿など、パワースポットが点在しており、神様の力を感じられる場所として親しまれています。

また、季節ごとにデザインの変わる御朱印が受け取れたり、春頃には隣接する藤公園で見頃の藤を楽しめたりと、いろいろな楽しみ方を見つけられる神社だと思います。

和気神社のパワースポットを巡りながら、ありがたいご利益を授かり、心穏やかなひとときを過ごしてみてくださいね。

ハレテル
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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